2025/05/23 17:51
日々の不安感
何となく将来が不安だなと思う時ってありませんか?
昨日晩御飯で炊き立てのご飯を食べながら、このコシヒカリも農家の方が減ってくると食べられなくなる時が来るかもってちょっと心配になりました。
今回は、米の値段が上がり、税金・社会保険料は右肩上がり、世界では戦争が絶えないそんな時代に、趣味と実益を兼ねるルース保有を資産形成の一つの選択肢としてご案内します。
台湾が爆買いする理由
先日神戸宝飾展で知り合ったインド人の宝石商の方は、最近頻繁に台湾出張をしているという話をされていました。その話を聞いて「なぜ今台湾?」って聞いてしまいました。
台湾では、今宝石や金などの現物資産が飛ぶように売れているという事です。
理由は何だと思いますか?
答えは戦争が近づいていると感じている人が多く、不安を抱えているから。
大陸のお隣の国が2027年までに台湾侵攻準備を整える可能性が高い事を、米国の軍事専門家やシンクタンク等が指摘しています
(参考:Bloomberg.com)。
台湾国防部も今年の7月に隣国の2027年侵攻を想定した大規模軍事演習「漢光」を行う予定です(参考:Reuters.com)。
もし隣国が台湾に侵略してきたら、今使われている台湾ドルも価値が無くなってしまうかもしれない。不動産や車も破壊されてしまうかもしれないし、株式市場も急落する可能性が高い。
そんな不安感を抱える中、有事の際に手に持って逃げる事ができるものの一つが宝石で、世界中どこに行ったとしても換金できる安心感を与えてくれるものとして人気があるということです。
迫害の歴史を持つユダヤ人も宝石や金などの「可搬性資産(portable wealth)」を重視しました。
ユダヤ人は「持ち運べる富」―金、宝石、そして技能―への投資を学んだ。それは、彼らが移動を余儀なくされた際にも携行できるからである(引用:ユダヤ人の歴史 A History of the Jews)
昔から相場では「有事の金」と言われ、経済危機や戦争、非常事態の時には金が安全資産として高く評価されます。宝石も同じような感覚で買われていると言えるのではないでしょうか。
なぜアーガイル産ピンクダイヤモンドなのか
先述のインド人宝石商の方が言っていた、台湾で売りさばいている宝石は「アーガイル産ピンクダイヤモンド」です。
ダイヤモンド全般に価値があるものとして広く認識がされていていますね。
その中でもアーガイル鉱山で産出されたピンクダイヤモンドは、その稀少性から価格がほぼ一貫して右肩上がりです。
理由としては、ピンクダイヤモンドの約95%が産出される(た)アーガイル鉱山が2020年に閉山されてしまったためです。
全体のダイヤモンドからピンクダイヤモンドが産出される比率は約0.01%で稀少な事に加えて、アーガイル鉱山から新たにピンクダイヤモンドが産出される事が無くなったため、人気に拍車がかかった状態です。
24年で21倍! 驚きの価格上昇
下のグラフは、2000年から2024年までの24年間のドル建てのアーガイルピンクダイヤモンド1カラットあたりの平均価格の推移をまとめたものです。
【参考資料】Rio Tinto Argyle Pink Diamond press、Pink Kimberley Blog、Waldemar Jewellers report,Diamond Portfolio Investment guideより作成
横軸が西暦年、縦軸がドル建てのアーガイルピンクダイヤモンド1カラットあたりの価格を示しています。
2000年には約10,000ドル/1ctであったのが24年後の2024年には約150,000ドル/1ctと15倍になっています。
日本円に換算すると2000年の1ドル=107.8円(年平均)ですから1,078,000円/1ct、2024年は1ドル=151.45円(年平均)のため22,717,500円。1カラットあたりの金額は円安影響もあってなんと約21倍!
24年前にぎりぎり軽自動車が購入できるくらいの1カラットピンクダイヤモンドのお値段が、ポルシェも買える価格まで上昇したイメージでしょうか。すごいですね。
ピンクダイヤモンドを購入する時のポイントとしては、アーガイル産地証明書が付いている事です。証明書がある事で「ARGYLE PINK」が証明できます。
アーガイルピンクダイヤモンドは、これからもその稀少性と美しさでより評価をされていくと予想されています。
でもお高いんでしょう?
一生に1石は欲しいアーガイル産ピンクダイヤモンド。
見て癒されるし、資産性もある。言う事無し、自分も欲しい。
私はかつて銀行のPB(プライベートバンキング部)で富裕層のお客様のサポートをしておりました。そこで富裕層がアーガイル産ピンクダイヤモンドや金等の宝飾品購入にお金を使っているのを見てきました。その時に価値が認められたものはより高くなるという事を経験しました。
稀少性と資産性から選ばれるピンクダイヤモンド。
価格推移グラフのとおり一貫して価格も右肩あがり。見るだけでも幸せな気分になるダイヤモンドは、資産分散の一つの選択肢としてありと考えます。将来的な価格見通しを踏まえたら、必ずしも高いとは言えないのではないでしょうか。
「シークレットサイト」お得意様限定でとっておきのルースをご案内
そんな稀少なアーガイル産ピンクダイヤモンドも仕入れる事を考えています!
店長に就任してから仕入れ先の開拓を行っています。結果として、相場よりも割安でアーガイル産ピンクダイヤモンドをはじめ資産性の高いルースをご提供する事ができるようになってきました。
いつもご購入いただいている上得意様限定でクローズドの販売ページを準備しています。そちらで資産性の高いルース中心に近日中にご案内いたします。
「シークレットサイトにどのようなルースが展示されるの?」等ご質問がありましたら、メッセージでお問い合わせいただけましたらと思います。
店長Kazu
2025年2月から新しく店長。新卒で国内大手証券会社にて個人・法人営業に従事。その後外資系銀行にてM&Aアドバイザリー、国内大手信託銀行にてM&Aアドバイザリー・PB(プライベートバンキング)業務・不動産企画部勤務の後独立。見て癒される、身に付けて気分が上がる、保管して資産性がある宝石を割安に提供すべく日々努力をしています。